
1999年12月20日AM9:38頃のことであった。
この日、私は休みを取って、タイムアタックをしようとセントラルサーキットへと走っていた。
ただ、朝起きるのが少し遅かったので、いつものように(?)全開で走っていた。
すると、急にエンジンが弱っていき、止まった。
プラグかなーといろいろと試してみるが、生来のメカオンチのためか、原因がわからず、
急遽、インテグラル神戸の社長に携帯を入れる。
結局、積車で引取りにきてもらう。エンジンを下ろしてヘッドを空けてみないと分からない、とのことで1週間ほど待つ。
結論は、某メーカー系チューニングメーカーのピストンのリングが折れて、中で暴れたらしい。
もちろん、ピストンは終わり、ブロックも終わっていた。幸い、その他は使えそうである。
ということで、年末から1月の中旬までの間に、メニューを煮詰めることになった。
前のNAチューンの時に、腰下のフルバランスを取ってあったし、
ラジエターを大きいものに変えていたし、ボディも補強していたので、
その他を考える。
ブロックを買い換えなきゃいけないので、ディーラーに電話で聞くと、新品は14万円以上する。
中古のエンジンは10万円ぐらいなので、そちらを購入し、ブロックのみを使用。
残りはスペアパーツ?か、捨てられるか?
最も安い金額でやるとすれば、HKSボルトオンターボキットと中古エンジン(前のエンジンの使えるところは使う)で、
工賃込みで50万から70万ぐらいか。
でも、どうせやるなら、もっと大きいタービンを。300psぐらいを目標に。
で、GT2535が余ってる???。
となると、クラッチもつかなー。とりあえず、ブースト落としとこう。
ファミリアターボのGT-R用ピストンとコンロッドで1,860ccだー
そうなると、コンピューターはノーマルではダメだし、Motecか。
あ、インタークーラーも付けないと。
でも、オイルクーラーが邪魔だから位置を変えて。
となると、オイルクーラー用に電動ファンがいるなー。
冷却が大切だから、電動ファンも交換しなきゃ。
ブースト計もいるなー。
EVCも付けなきゃ。
燃料ポンプもスープラ用に交換だ・・・・・
バッテリーも軽いものにしたいけど予算がーーー。
軽量化のためなら(?)、パワステ外そ。
ブレーキは完成したら考えよう(すでに予算オーバーしてしまっている)。
という具合に、だんだん深みにはまっていき、ついに、基本コンセプトが決定。
と、大胆なコンセプトに。もちろん、どこかのショップのチューニングカー(デモカー)の1台ぐらいは、抜けるような仕様にしよう!と決定。
まず、エンジンばらしてブロック・ピストン・コンロッド以外の部分をとる。
中古エンジンもばらして、ブロックをとる。
ブロックを0.5mmのボーリング(ファミリアターボのピストン径に合わせる)
ヘッドは面研と吸気ポート、排気ポートを広げ、吸排気系の効率アップを狙う。
圧縮比は「8.6:1」。
完成したので、組み付ける。
ついでにタービンを組み付けて、エンジンオイルをタービンに通すことで、タービンの熱を少しでも下げるようにする。
このエンジンオイルはオイルクーラーに送られ、冷却された後、再びエンジンに戻ることになる。
従って、オイルはまめに交換することになる。
インタークーラーとオイルクーラーは、同時にラジエターの前に入らないので、オイルクーラーは左フロントタイヤの前に置き、
バイク用電動ファンで冷却する。
それとともに、マツダスピードのフロントエアロの吸入口から、ダクトを造り、空気を送る。
フロント回りを考えるとどうしても邪魔なものがあるので、パワーステアリングをはずす。
でも、絶対エアコンは外さんぞー、誰に何を言われても。
エンジンを載せたはいいけど、オイルブロックの関係でパイピングが難しいらしい(オイルブロックが邪魔?)。
なんとか、パイピングは完成したものの、何か足りない。
翌週店に行くと、アルミでアンダーカバーが作成中。
これで完成。でも、車検の日が過ぎていた…
車検終了後、パワーチェック。
マフラーノーマル、触媒付でブーストは、0.5しかあがらない。この場合に、204psの25kgm。
でもこのままではクラッチがもたない。(まだこの時点ではEVCは付けていない)
クラッチをAuto Exeのメタルクラッチに交換して、ブーストを0.5からアップ。(EVC取り付け完了)
いつのまにやら、マフラーが「Jet’s N1マフラー ver2」から、ワンオフの「Jet’s スペシャル(前島スペシャル)」に変更され、
EVCオフの状態で、抜けがよくなってブーストも、0.6にアップ。
また、EVCとモーテックの調整の結果、ブースト1.4で、308ps・31.2kgmに。
通常は、0.6(EVCをoff)にし、サーキットでは0.9か直線のみ1.4の予定。
5月4日(木)にセントラルサーキットで足を詰めてきます(晴れたらいいな)。
って、まだブレーキがノーマルだーーー。
リアはやっぱり、もう少し太いタイヤを履きたいけど、アルミホィールとタイヤと買わなきゃいけないんだった。
この結果はサーキットタイムアタックに記載。
結局、ブレーキの効きが弱くなっているようだし、ブレーキ良いのに変えちゃえ!
もう少しブレーキつめれるかもしれないし。
で、インテグラル神戸で相談。
「作りましょう」ということで「ウインマックス」と「Jet’s」の共同開発。
なんとあのマクラーレンF1のブレーキも手がけたという方が設計されました。
フロントのキャリパー&ローター、リアのブラケットが完成。
リアは、最新型160psのNBのローターを最終的に使用する事になった。
今回の取り付けは、一般向けに、フロントのキャリパーのみの交換。パッドは暫定的なものとなった。
それとリアもあまり滑らないように、リアのホィールを16インチに変えて、224/45−16のタイヤを履くことに。
これで、良く止まりよく曲がる車になったのかな?
このキャリパーに合わせて開発されたローターを取り付け。ブレーキフィーリングの確認のための試乗を行った。
まだ、エア抜きが若干不十分なところがあるが、踏んだ分だけ効くというか、コントロールしやすい感じである。
ただ、今回はリアの交換が出来ていないため、フロントが効き過ぎている。
来週には、リアも交換する予定。
ということで、色々苦労した(らしい)結果、9月23日夜、交換完了!!!
裏側のカバーは取り外しが面倒なので、カットして広げてます。
試乗の結果は、良好!
サーキットテストは9月27日(水)(晴天)と10月4日(水)(晴天)の時に行いました。
結局、スプリングをスイフトからベステックスに変更。F13kg、R12kgとなりました。
エンジンが熱ダレして、タイヤもタレタ状態でセントラルサーキット1分30秒をきりました。
ただし、森吉選手ドライブで。
次は筑波サーキットでテスト?(10月22日(日))